自宅の庭にプールを作れば、家族や友人と特別な時間を楽しむだけでなく、リゾート気分を日常的に味わえる夢のような空間を実現できます。

しかし、プールの施工には思いがけない費用や注意点が伴うことをご存知でしょうか。

また、プールを施工する素材は幅広く、えらぶものによっては耐久性やメリット・デメリットが異なります。

そこで記事では、庭のプール工事にかかる費用相場や素材・デザインの選び方、業者選びのポイントまでを詳しく解説します。

「庭にプールを作りたい」「自宅でリゾート気分を味わいたい」とお考えの方は、この記事を参考にしてください。

プールについてご相談承ります

庭にプールを作る際の工事費用

庭にプールを作る際の工事費用は、プールの素材やデザイン、設置場所に大きく左右されます。

コンクリートプールなどの本格的なプールは、数百万円から1,000万円以上かかります。

以下に、プールの種類を紹介します。

• FRPプール：安いコンクリートプール：高い
• ステンレスプール：高い

工事費用には、プール本体の価格だけでなく基礎工事や給排水設備の施工費用も含まれます。

庭にプールを作る際の工事費用の内訳

プールの工事費用の内訳は、以下の通りです。

• プール本体の費用
• 基礎工事費
• 給排水工事費
• 電気工事費
• 周辺設備費

これらの費用を合計すると総額で700〜2,000万円前後の費用がかかるでしょう。

庭にプールを作る際に知っておきたいポイント

庭にプールを作る場合、素材やデザイン、施工業者の選び方など、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。これらを理解することで、理想のプールを実現できます。

プールの素材を決める

プールの素材には、FRP、コンクリート、ステンレス、そして手軽なビニールがあります。それぞれに特徴があります。

• FRPプール：軽量で設置が容易。耐久性とコストパフォーマンスに優れる。
• コンクリートプール：自由なデザインが可能。耐久性が高いが費用が高め。
• ステンレスプール：耐久性とデザイン性を兼ね備え、長寿命。

素材選びでは、耐久性やメンテナンスの容易さも重要です。

中でもオススメは「コンクリートプール」です。

コンクリートプールは、デザインの自由度の高さはもちろん、耐久性や強度も高く、長く使えることが魅力の素材です。

プールの素材ごとのメリット・デメリットや素材別の費用については、以下の記事も参考にしてください。

参考：自宅に設置するプールの施工費用は？相場や自宅プールのメリット・デメリットを解説

プールのデザインを決めるプールのデザイン（主に形）を決める

プールのデザインは、庭全体の景観や使用目的に大きく影響します。

代表的なデザインには以下のものがあります。

長方形プール：泳ぎやすく、スペースを効率的に活用できる
円形プール：リラックス目的に最適で、庭に調和しやすい形状
フリーフォームプール：自由な形状で、非日常感の演出にピッタリの形状

プールのデザイン選びの際には、庭の広さや周辺設備との調和を考慮してください。

「海外のリゾートのような」や「唯一無二で他にはない」「この場所にヤシの木がほしい」などのイメージを施工業者と相談しながら決めることも大切です。

専門業者への相談が成功の鍵

プールの設置は専門知識が必要なため、信頼できる業者を選ぶことが成功の鍵です。
業者選びのポイントは以下の通りです。

• 過去の実績確認：施工事例や口コミを調べる
• 見積もりの取得：複数業者から詳細な見積もりを取り、費用の妥当性を確認
• アフターサポート：設置後のメンテナンス対応があるか確認

中でも特に重要視したいのが施工後のトラブル対応や修理対応といったアフターサポートです。

自宅の庭にプールを施工してから数年〜数十年は問題なく使用できますが、それ以降は修理が必要な箇所も増えてきます。

このようなトラブルに対しても、すぐに駆けつけてくれるようなサポートを提供している業者を選ぶことが大切です。

庭にプールの設置工事をした際の注意点

庭にプールを設置する際には、安全性や近隣への配慮、維持費用の管理などに注意が必要です。

これらのポイントを押さえて、安心してプールを楽しめる環境を整えましょう。

安全対策の徹底

自宅プールといって子供やペットから目を離すと溺れていることに気づかない場合があります。

家族の命を守るためにも、以下のような安全対策を徹底することが大切です。

• フェンスの設置：プールを囲むフェンスを設け、無断での立ち入りを防止
• プールカバー：使用しない際にプールを覆い、事故を防ぐ
• 監視カメラ：プールエリアを監視し、常に安全を確認できるようにする

プライバシーの確保

プールを施工する場合は、プライバシーの確保も大切です。

特に、プライバシーを保護するための目隠しは必須となります。

また、工事期間中に騒音が出ることも考慮し、近隣住宅へ工事のスケジュールを事前に周知しておくことも大切です。

毎月かかる維持費

プール施工後は毎月の維持費用もかかります。

主にかかってくる維持費は以下の通りです。

• 水道代：1,000～2,000円/月（水の補充や入れ替え）
• 電気代：5,000～10,000円/月（ろ過装置やポンプの稼働費用）
• 薬剤費：0～3,000円/月（水質維持のための薬剤費用）

維持費は月に数千円から1万円前後とそれほど大きい出費にはなりません。

ただし、これらの維持費は節約することが難しいため、必ずかかる費用として認識しておく必要があります。

自宅の庭にプールを作る費用を抑える方法

「自宅にプールを設置したいけど、できるだけ費用を抑えたい」とお考えの方は、以下のポイントを検討してみてください。

• 材料とデザインを工夫する
• 補助金やローンを活用する方法

それでは詳しく解説します。

材料とデザインを工夫する

庭にプールを設置する際それぞれの素材には特徴やメリット・デメリットがあり、利用目的や予算に合わせて選ぶことが重要です。

自由なデザインを重視したい場合は、形状や仕上げが自由なコンクリートがおすすめです。庭の形状に合わせたプールの設置が可能で、独自のデザインを楽しむことができます。

さらに初期コストを抑えつつ実用性を確保したい場合は、表面の仕上げをFRP塗装やPVCライナーが適しています。

プールの施工費用はかかるものの、「庭の形状に合わせたユニークなデザインにしたい」「多少コストがかかっても、長期的な耐久性を重視したい」という方はコンクリートプールが最適です。

費用を抑えるポイントとしては「デザインをシンプルに抑えること」例えば、長方形の一般的なサイズであれば楕円形やひょうたん型と比べ、施工の手間を減らし、費用を削減することも可能です。

補助金やローンを活用する方法

自治体によっては、プールを作る費用をサポートしてくれる補助金制度があるかもしれません。

プールを施工する前に、一度市役所や区役所などに問い合わせてみましょう。

また、まとまったお金がない場合は、ローンを利用する方法もあります。無理なく計画を立てて、理想のプールを実現させましょう。

まとめ

この記事では、自宅の庭にプールを施工する際にかかる費用や注意点について解説しました。

自宅の庭にプールを設置する費用は、プールの素材やデザイン、設置場所などによって大きく異なります。

一般的に、FRPプールやコンクリートプールなどの本格的なプールは、数百万円から1,000万円以上かかるケースもあります。

素材によって費用や耐久性、メリットデメリットなどが変わってくるので、プールの導入を検討する前に素材の良し悪しを理解しておく必要があります。

弊社「ISLAND POOL」では、夢の自宅プールを実現するべく、お客様に寄り添った高い技術と豊富な経験を元にしたプール作りを行っています。

アフターフォローも万全で、「施工して終わり」ではなく、お客様のライフスタイルに一生寄り添わせていただきます。

「自宅の庭でリゾート気分を味わいたい！」「広い庭を有効活用したい」という方はぜひ一度「ISLAND POOL」にご相談ください。