COLUMNコラム
【完全ガイド】塩素プール vs. 塩水プール|家庭用プールに最適なのはどっち?
「プールを自宅に設置したいけど、塩素臭や管理が不安…」
そんな方におすすめしたいのが、近年注目されている塩水プールです。
この記事では、塩水プールの仕組みや塩素プールとの違い、メリット・デメリット、実際の維持費などをわかりやすく解説します。
これから家庭用プールの導入やリフォームを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
塩水プールとは?仕組みと特徴

塩水プールは、水に溶かした塩(NaCl)を電気分解し、塩素を自動生成する仕組みを持つプールです。
専用の塩化ジェネレーター(または塩水電解装置)を使い、プール内で塩素を作るため、薬剤の投入が不要になります。
従来の塩素プールと同様に殺菌・消毒効果を得られる一方、肌や目への刺激が少なく、臭いも抑えられるのが大きな特徴です。
ちなみに、海水のようにしょっぱいわけではなく、塩分濃度は約0.5%程度。海水(約3.5%)の1/7〜1/10なので、舐めると多少しょっぱさを感じますが、体感的にはほぼ無臭・無刺激です。
塩水プールのメリット
1. 肌・目に優しい水質
塩水プールは塩素濃度が安定しており、肌や目、髪に対する刺激が少ないのが特長です。小さなお子さまや敏感肌の方でも、快適に泳げる水質が保たれます。
2. 塩素臭がしにくい
塩素濃度の安定により、プール特有のツンとした塩素臭を感じにくく、室内でも快適です。
3. メンテナンスが簡単
最初に一度だけ塩を一定量投入するだけで、装置が自動で塩素を生成・補給。手動補充の手間がなくなります。
4. 水質の安定性が高い
塩素濃度が一定に保たれるため、水の濁りや藻の繁殖といったトラブルが起きにくく、常に清潔な水質が保てます。
5. 長期的に経済的
初期費用こそ必要ですが、塩素剤の購入が不要になるため、長期的に見れば維持費を抑えられるケースが多いです。
塩水プールのデメリット
1. 初期費用が必要
塩化ジェネレーター(塩水電解装置)の導入には10〜30万円ほどの初期費用がかかります。
2. 装置のメンテナンスが必要
塩化ジェネレーター内部の塩セルの清掃や数年ごとの交換が必要ですが、多くは年1〜2回塩セルの洗浄作業だけで済みます。
3. pHの調整が必要
塩素生成時にpHが上がりやすいため、定期的なテストと調整が必要です。
4. 冬季や寒冷地では注意が必要
水温が15℃を下回ると、塩素発生装置がうまく機能しないことがありますが、冬季は水温も低く水質悪化はしないため、塩化ジェネレーターの稼働は必要ありません。
5. 設備の素材に注意が必要
塩分に弱い金属や石材は腐食・劣化のリスクがあるため、塩素プールから塩水プールに変更する場合には、耐塩素材を使うことが重要です。
塩素プールのメリット・デメリット
塩素プールのメリット
- 導入コストが安い:シンプルな構成で初期費用を抑えられる。
- 寒冷地でも対応可能:温度に関係なく運用できる。
- 構造が単純:装置の故障リスクが少ない。
塩素プールのデメリット
- 塩素臭が強い:室内プールや密閉空間では臭いが気になりやすい。
- 肌・目への刺激がある:塩素濃度の変動により負担を感じることがある。
- 管理の手間が多い:薬剤の保管・投入・濃度管理が日常的に必要。
- 水質の安定性に欠ける:管理を怠ると藻や濁りが発生しやすくなる。
塩素プールと塩水プールの比較
比較項目 | 塩水プール | 塩素プール |
---|---|---|
肌・目への刺激 | 少ない(◎) | やや強い(△) |
におい | 弱い(◎) | 強め(△) |
管理の手間 | 少ない(◎) | 多い(△) |
導入コスト | 高め(△) | 安価(◎) |
水質の安定性 | 高い(◎) | やや不安定(△) |
塩水プールは家庭におすすめ?

肌にやさしく、においも少なく、管理もラクな塩水プールは、家庭用に非常におすすめです。
特に以下のようなご家庭にはぴったりです:
- お子さまや敏感肌の家族がいる
- メンテナンスの手間を減らしたい
- 清潔な水質をキープしたい
- 塩素臭が気になる
初期費用はかかりますが、長期的な快適性と安心感を得られる満足度の高い選択です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 海水と同じなの?
いいえ。塩水プールの塩分濃度は海水の1/10程度で、においも刺激もほぼ感じません。
Q2. 塩素を使わないの?
使いますが、塩から自動生成される塩素を使うため、薬剤の投入作業が不要です。
Q3. 維持費は高い?
導入時に費用はかかりますが、薬剤の購入やトラブル対応が少なく、長期的には経済的です。
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