COLUMNコラム
自宅プールは水泳のコツを身につけるのにぴったり!泳ぎ方や練習方法を解説
水泳のコツは一度身につけてしまえば、一生使えるスキルになります。
そこで本記事では、水泳のコツや練習方法、泳ぎ別のコツについて解説します。
お子さんに泳ぎをマスターさせたい方や、泳ぎの練習を行いたい方は本記事を参考にしてください。
水泳のコツは自宅プールで身につけられる!取得したい水泳の基本
自宅プールは、気軽に水泳の基礎を学べる最適な場所です。自分のペースで練習できるため、小さなお子さんでも水への恐怖心を和らげながら水泳を楽しむことができます。
また、周りを気にせずに基本動作を何度も確認できるので、フォームの習得に集中しやすい環境です。
自宅プールで特に意識したいのは、以下の基本的なスキルです。
- 水に浮かぶ感覚
- キックのリズム
- 正しい呼吸法
自宅プールは、こうした基礎をじっくりと学ぶための理想的な練習場です。特に初心者の方は、まずは自宅でリラックスした状態で水に慣れておくことで、公共プールや海でも安心して泳げるようになるでしょう。
水に浮かぶ感覚を自宅プールで体得する
水泳の基礎は、まず「水に浮く」感覚を身につけることです。体が浮く感覚をつかむことで、水中でのリラックス感が得られ、次のステップにも進みやすくなります。
少し浅いところでリラックスした姿勢で練習すると良いでしょう。
- 体をまっすぐに伸ばす:リラックスした状態で背中を水に浮かせ、顔を上に向けてみましょう。
- 肩と腰をリラックスさせる:肩や腰に力が入ると沈みやすいので、力を抜くことが大切です。
- ゆっくりと深呼吸する:浮くためには、安定した呼吸もポイントです。深呼吸を繰り返しながら浮かぶ感覚を養いましょう。
この練習を繰り返すことで、水への恐怖心が和らぎ、水泳の基礎である「水に浮く」感覚が身についてきます。特にリラックスを意識すると体が自然と浮くようになり、水中での安定感が増します。
キックの基礎を身につける
水泳のキックは、進むための推進力を生む重要な動作です。しかし、キックを力任せに行うと疲れやすくなるため、リズムよく動かすことが大切です。
以下の手順に沿って効率的にキックの基本動作をマスターできるようにしましょう。
- プールサイドに手を置く:プールサイドに手をついて体を安定させながら、キックの練習をします。
- 膝をあまり曲げずに動かす:キックの際、膝が大きく曲がると水の抵抗が増えます。膝を軽く曲げる程度にして、足全体で水を押すようにします。
- 柔らかい足首を意識:足首はリラックスさせ、柔らかく水を蹴るように動かしましょう。足の先がピンと硬直しないよう注意します。
このように、基本的なキックのリズムを意識することで、効率よく推進力を得られるようになります。特に、足首の柔らかさとリズム感を大切にすることで、長時間の練習でも疲れにくくなります。
呼吸のタイミングと息継ぎのポイントを身につける
呼吸のタイミングと息継ぎは、水泳で長時間泳ぐための必須スキルです。息継ぎがうまくできないと、水中で息切れしやすくなり、泳ぎに集中できなくなります。
呼吸の練習を積むことで、自然なタイミングで息継ぎができるようにしましょう。
息継ぎのコツは以下の通りです。
- 片側の肩越しに顔を出す:息を吸う際は、片側の肩越しに顔を出し、口だけ水面に出す。
- 片腕で体を支える:片腕を水面に残してバランスをとり、体がブレないように意識する。
- 左右交互に練習:左右どちらでも息継ぎ(クロールに必要)ができるように、練習を重ねておくと長時間泳ぎやすくなります。
息継ぎのタイミングが身につくと、リズムよく呼吸ができるようになり、水中での安心感も増します。息継ぎをする際は慌てずに、リラックスした状態で行うのがポイントです。
自宅プールでできる実用的なトレーニング
自宅プールは距離が短いため、効率的に反復練習をするには、深すぎず距離が短いプールがおすすめ。
例えば、弊社「ISLAND POOL」では、非日常を味わえるデザインのプールから、健康・運動を目的としたトレーニング用ののプールの設計・施工も可能です。
このようなプールを設置すれば、まるでリゾート地のような景観を演出できるだけでなく、プールの練習や健康を意識した水中での運動も行えます。
ここでは、初心者はもちろん、経験者にも効果的な練習方法を紹介します。
水に浮かぶトレーニング
水にリラックスして浮く感覚は、水泳において重要なスキルです。自宅プールでは、短時間で気軽に練習できるため、初心者にとっても安心です。
トレーニング方法としてはまず、リラックスして水に浮く感覚を身につけましょう。その際に意識したいポイントは以下の通りです。
- 肺にたくさんの空気を入れる
- リラックスした状態で身体をまっすぐに伸ばす
- 頭を腕の下まで下げる
- おへそを浮かす
- 口鼻以外の体の部位を沈ませる
水中で身体を浮かすためには、体積あたりの重さが関係しています。空気をたくさん吸い込むことで肺が浮きわのような役割になり、浮きやすくなります。
紹介したポイントを実践してもうまく浮けない場合は、お腹でビート版を抱えると浮く感覚をみにつけられます。
短い距離での反復練習の効果
自宅プールは距離が短いため、反復練習がしやすく、初心者でも無理なく続けられます。特定の動きを何度も反復することで、フォームの習得も早くなります。
反復練習を行うことでフォームの確認を丁寧に行えます。コツをつかんでしまえば泳ぐことは簡単ですが、コツを習得するまでに時間がかかるのも事実です。
反復練習でフォームやキックを繰り返し確認すれば、基礎がしっかりと身につきます。
スピードを意識したストローク練習
水泳におけるストロークとは、水中で前に進むために水をかく、腕の動作のことをさします。
スムーズに泳ぐためにはストローク練習は必須で、コツをつかんでしまえばクロールや平泳ぎ、バタフライの習得もスムーズに行えます。
ストロークで特に重要なポイントは以下の通りです。
- エントリー:手が水中に入る動作で、水の反動を受けにくいように手を鋭く入水させるのがポイント
- キャッチ:エントリー後に手のひらで水をキャッチする動作のことで、水を押し出しやすいように手のひらを広げる
- プル:キャッチした水を後方へかき出す動作のことで、推進力を付ける意識で行う
- フィニッシュ:手が水中の外、もしくはエントリーの動作まで戻す動作のことで、水の抵抗を受けないように行う
ストローク練習はすべての泳ぎに必要になってくるため、自宅プールがあれば習得するまで反復練習を行えます。
泳ぎ方別の練習方法
泳ぎ方ごとに基本的な動作や呼吸法、自宅プールでもできる練習方法を紹介します。
自宅プールでのクロール練習
クロールでは、手足の動き、呼吸のタイミング、体のローリング(ひねり)の連動が重要になります。以下の項目を自宅プールで繰り返し練習することで、動作を身体にしっかりと定着させることができます。
1.腕の動き(ストローク)
片方の腕を前に伸ばしたら、もう一方の腕を肩から大きく回しながら水をかきます。肘を曲げ、手のひらで水をしっかり押し込むことが重要です。水をかくときは、腕全体を動かすのではなく、肘から先を意識して動かすと推進力が高まります。
2.キックのリズム
クロールのキックは、足首を柔らかく保ちながら、小刻みにリズミカルに打つことがポイントです。膝を曲げずにまっすぐ伸ばしたまま動かすことで、体が安定し、効率よく進むことができます。まずはゆっくりとしたリズムで慣れ、徐々にスピードを上げていきましょう。
3.呼吸のタイミング
呼吸は腕の動きと合わせて行います。片方の腕を前に伸ばし、水をかいた後に体を軽くひねって顔を横に向け、息を吸います。この時、口は水面ギリギリに保つように意識し、鼻から息を吐きながら顔を水中に戻すとスムーズに呼吸できます。
平泳ぎのフォームとタイミング
平泳ぎは、ゆったりとした動きと独特の「かき」と「けり」の動作が特徴の泳法です。平泳ぎは動作のタイミングが重要であり、その独特なリズム感を養う必要があります。
1.手の動き(かき)
まず両手を前に伸ばし、肩幅より少し広めの位置から水をかくように腕を広げます。手のひらを外側に向け、胸の前まで引き寄せたら再び前に伸ばします。この動作では、水をしっかりつかんで後ろに押すイメージが大切です。
2.足の動き(けり)
平泳ぎのキックは、「かえる足」とも呼ばれる特有の動きです。膝を曲げ、かかとをお尻に近づけたら、足を外側に向けて蹴り出します。蹴り終わったら、足をまっすぐに揃え、体を前に押し出します。足の動きがしっかりとできることで、推進力が生まれます。
3.リズムを意識する
平泳ぎでは、「かき→けり→伸ばす」というリズムが大切です。手で水をかいてから足で蹴り、最後に体を伸ばして進むことで、効率的な動きを作り出します。このリズムを自分の中でしっかりと習得するために、ゆっくりしたペースで繰り返し練習してみましょう。
背泳ぎでの姿勢とリラックス法
背泳ぎは、顔を水面から出して泳ぐため、比較的呼吸がしやすい泳法ですが、背中を水面に浮かべて安定させることが重要です。
1.姿勢を保つ
背泳ぎでは、体をまっすぐに保つことが重要です。特に腰が沈みやすいため、お腹に軽く力を入れて体を水平に保ちましょう。頭は少し後ろに倒し、目線はまっすぐ上に向けることで、安定した姿勢が保てます。
2.腕の動き
片方の腕を水面から引き上げ、耳の横を通して水に入れ、体の横を通るように水をかきます。肘は曲げずにまっすぐにし、水を押し出す力を意識することがポイントです。腕を交互に動かすことで、リズムよく推進力が得られます。
3.足のキック
クロールと同様に、足は小刻みにリズミカルに動かします。膝を曲げずにまっすぐ伸ばした状態で動かすことで、体が安定しやすくなります。足の動きは、力強く蹴るのではなく、軽い力でリズミカルに続けることがコツです。
4.リラックスした呼吸
顔を水面に出した状態で泳げるため、呼吸は自然に行えます。緊張せず、リラックスして呼吸をすることで、体の浮力も安定します。
まとめ
本記事では、水泳のコツや練習方法について解説しました。
水泳の基本的なコツを自宅プールでじっくり練習することで、効率よく泳ぎをマスターできます。
まずは以下のコツの習得から始めましょう。
- 水に浮かぶ感覚
- キックのリズム
- 正しい呼吸法
特に初心者は、基礎から順を追って練習することで、泳ぐことの楽しさを感じられるはずです。
弊社「ISLAND POOL」では、最高品質の施工技術を駆使し、お客様のお庭に合わせたプールを施工いたします。
「自宅にプールを設置したい」とお考えの方は、ぜひ一度「ISLAND POOL」にお問い合わせください。