プール施工で贅沢を日常に。| ISLAND POOL (アイランドプール)- 石川企画合同会社

2024.12.27

自宅にプールを設置するにはどこがベスト?設置場所の選び方と施工方法

自宅プールの設置場所には、庭や屋上、中庭や室内などが選択肢に挙げられますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。

設置場所を決める際には、目的や周辺環境も考慮する必要もあります。

そこで本記事で、自宅プールの設置場所やそれぞれのメリット、デメリットを解説するとともに、費用や施工デザイン等について解説していきます。

プールを設置する前に確認したいポイント

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プールの設置前に以下の点を確認しておくことで、後々のトラブルを防ぎ、理想的なプール環境を整えやすくなります。

確認すべきポイント 内容
立地条件 プールの設置場所が家の構造や土地の形に合っているかを確認(例:屋上に設置する場合は建物の耐荷重に注意が必要)
使用目的 家族で楽しむ、トレーニングを目的とする、子どもの遊び場にするなど、使用目的をはっきりさせると、適切な場所やプールサイズが選びやすくなる
周辺環境への影響 隣家の距離や通行人の視線も考慮し、プライバシーが守られる設置場所を検討する

特に、周辺環境への影響については注意する必要があります

周りからの視線があると、プールを純粋に楽しめなくなるだけでなく、使用頻度が減る理由にもなりかねません。

プールを設置する際には、家の構造に合わせることはもちろん、プライバシーを守れるような設計を検討することが大切です。

プール設置場所ごとのメリットとデメリット

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プールの設置場所は庭や屋上、中庭や室内などさまざまな設置場所があるので、「どこに設置すべき?」と悩んでいる方もおられるはずです。

プールの設置場所ごとのメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

設置場所 メリット デメリット
自由な設計が可能
家族や友人と使いやすい
広いスペースに対応しやすい
外からの視線に配慮が必要
広い土地が必要
中庭 プライバシーが高く安心
建物内の一体感が出せる
日当たりが悪くなる場合あり
設計に工夫が必要
屋上 開放感がある
プライバシーが守りやすい
建物の耐荷重を考慮する必要
設置コストが高め
室内 天候に左右されず一年中使用可能
外部の視線を完全に遮断できる
湿気対策が必要
広いスペースが必要

庭に設置するメリット・デメリット

庭にプールを設置する最大のメリットは、自由度が高いことです。ご自宅のお庭に合わせて柔軟にデザインを選べるだけでなく、部屋から出入りしやすいので気軽に利用できます。

バーベキューや家族でのプール遊びなど、多目的に使えるのも魅力です。

しかし、庭に設置する場合は、周りからの視線を遮るために、フェンスや低木などの植物を植える必要があり、費用が高くなる可能性があります

屋上に設置するメリット・デメリット

屋上にプールを設置すると、開放的な空間で贅沢に楽しめます。高いところに位置するため、隣家や通行人からの視線も気になりにくい点もメリットです。

しかしながら、屋上設置には建物の耐久性が求められます。

このため、屋上にプールを設置する場合は、自宅の構造が鉄筋コンクリートや鉄骨構造など、耐荷重を支える建物でなければなりません。

中庭に設置するメリット・デメリット

中庭は、家族でプールを楽しむ際に最もプライバシーを確保しやすい場所です。

中庭は外からの視線が届かないため、安心して利用できます。リビングやバスルームに隣接した設計なら、家の中から直接プールにも出られるでしょう。

しかしながら、中庭は日当たりが限られる場合があるため、庭や屋上と比べるとリゾート感は薄れてしまいます

また、中庭のスペースによってはサイズやデザインが限られてしまう点にも注意が必要です。

室内に設置するメリット・デメリット

室内プールは、外部環境に左右されることなく一年中使えます。健康を目的としたプールの利用や、本格的なトレーニング用としても適しています

また、室内にプールを設置する場合は、利用時に天候に左右されないために一年中好きなタイミングでプールを楽しめます。

ただし、室内に設置する際には、湿気がたまりやすくなるため、湿気対策や換気システムの導入が必要です。

自宅にプールを設置するメリット

自宅にプールを設置するメリットは以下の通りです。

  • 家族や友人と楽しめるプライベート空間
  • 子どもやペットの遊び場に最適

家族や友人と楽しめるプライベート空間

自宅プールは公共のプールと異なり、他人の目を気にせず、自由に利用できるのが大きな魅力です。

自宅の庭にプールがあれば、家族や友人と気軽に水遊びやバーベキューなど、リラックスした時間を楽しめます。

また、プールサイドにデッキチェアを配置すれば、読書や日光浴など、リゾート気分を味わうことも可能です。

子どもやペットの遊び場に最適

自宅プールは、子どもやペットにとっての安全で楽しい遊び場となります。

自宅内であれば、親の目が届きやすく、安心して遊ばせることができますし、ビニールプールのように毎回の設

置や片付けの手間が省けるため、思い立ったときにすぐに利用できる点も魅力です。

自宅の庭にプールを設置する際の費用と維持費

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プール設置を検討している方は、施工等にかかる費用や維持費が気になるところでしょう。

ここからは施工費用や維持費について解説します。

施工費用の目安と内訳

自宅にプールを設置する際の施工費用は、400〜1000万円前後と幅が広いです。

この費用の幅は、プールのサイズや素材、デザインが関係しています。

例えば5~10m前後の小さいプールを施工する場合は、数百万円で施工できる可能性がありますが、15m以上のプールを施工する場合は1,000万円以上かかる場合があるのです。

逆に考えれば、プールのサイズや素材、デザインを工夫すれば安価で施工することも可能です。

維持費用の内訳

自宅プールの維持費には、水道代や電気代、薬剤費用などが含まれます。

これらは年間にすると約7万円~12万円程度かかります。

プールの維持費の内訳は以下の通りです。

庭にプールを設置する際のデザインアイデア

ここからは、庭にプールを設置する際のデザインアイデアをご紹介します。

自然と調和するデザイン

庭の景観に溶け込むデザインとして、植栽やウッドデッキを取り入れた自然風のプールがおすすめです。

植物の緑とプールの青が調和し、まるでリゾートのような空間が自宅に広がります。

モダンでシンプルなデザイン

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モダンでシンプルなプールデザインは、すっきりとした洗練された印象を与えます。

プールデザインの装飾を最小限に抑えることで、スタイリッシュな雰囲気がより際立ちます。

プール設置後のメンテナンスと手入れの方法

自宅プールを設置した後も定期的なメンテナンスが必要です。

特に、プール内の細菌や藻の発生に注意しなければなりません。ここからは水質管理の基本や清掃の頻度、方法を解説します。

水質管理の基本

自宅プールを安全に使用するためには、水質管理の基本を理解しておく必要があります。
例えば、プールの消毒に利用する塩素剤を入れすぎてしまうと、皮膚の炎症を起こしたり、目の痒みなどが出る可能性があります。

プールの水質管理については、以下のポイントを抑えておきましょう。

  • 塩素濃度の維持:厚生労働省のガイドラインでは、遊離残留塩素濃度を0.4~1.0mg/Lに保つことが望ましいとされている
  • pH値の調整:水のpH値は6.5~7.5の範囲が理想とされている
  • 定期的な水質検査:専用の試薬や測定器を使用して、塩素濃度やpH値を定期的に測定し、必要に応じて調整を行う

自宅プールのメンテナンス方法や、メンテナンスをしないことの危険性については以下の記事で詳しく紹介しています。

参考:自宅プールはどんなメンテナンスが必要?季節ごとのメンテナンス方法や注意点を解説

清掃の頻度と方法

自宅プールの清掃については、ろ過システムなどの設備状況にもよりますが、基本的には1週間に1度の清掃が必要です。

ただし、1週間という頻度はあくまでも利用期間中であり、冬季はプールカバーなどをしておけば定期的な掃除を行う必要はありません。

清掃頻度は上記の通りですが、プール槽や設備の点検・確認は定期的に行いましょう。

これらは故障や劣化による修繕が必要になる部分で、異常があるまま放っておくと、以下のリスクがあります。

  • 修繕費用が高くなる
  • プール利用時に水漏れが発生する可能性がある
  • プールサイドやプール槽の塗装の剥がれで怪我をする可能性がある

プールの劣化を放置すると、水漏れによる周辺住宅への被害だけでなく、利用者のケガにつながる恐れがあります。

このため、プールの定期点検は毎月一回程度行いましょう。

まとめ|理想の庭にプールを設置して理想の暮らしを実現しよう

この記事では、プールの設置場所や自宅にプールを設置するメリット、施工後の手入れや清掃の頻度について解説しました。

それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

設置場所 メリット デメリット
自由な設計が可能
家族や友人と使いやすい
広いスペースに対応しやすい
外からの視線に配慮が必要
広い土地が必要
中庭 プライバシーが高く安心
建物内の一体感が出せる
日当たりが悪くなる場合あり
設計に工夫が必要
屋上 開放感がある
プライバシーが守りやすい
建物の耐荷重を考慮する必要
設置コストが高め
室内 天候に左右されず一年中使用可能
外部の視線を完全に遮断できる
湿気対策が必要
広いスペースが必要

これらを理解した上で、自宅プールの設置場所を検討しましょう。

弊社「ISLAND POOL」では、お客様の理想のプールを実現するべく、これまで培ってきた高い施工品質で要望に合わせたプールのデザインから設計までを行っております。

「自宅プールを設置したいけど施工場所が決まらない」とお困りの方も、ぜひ一度「ISLAND POOL」にご相談ください。